「第58回日本女子ソフトボールリーグ」（日本女子ソフトボールリーグ：ＪＳＬ）は４月に「開幕」を迎えた「2025シーズン」も「第１節」「第２節」「交流節」「第３節」「第４節」を終了し、最終順位を決定する「順位決定節」をつい先日終えたばかり（10月31日（金）～11月３日（月・祝）※雨のため、１日順延。鹿児島県南九州市・知覧平和公園多目的球場を会場に開催）。
　今シーズンの「最終順位」を決定する「順位決定節」は、「プラチナセクション」「サファイアセクション」両セクションの１位・２位のチームが「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Ａブロック（優勝・準優勝・３位・４位を決定）、３位・４位チームが「順位決定節」Ｂブロック（５位～８位を決定）、５位・６位のチームが「順位決定節」Ｃブロック（９位～12位を決定）で戦い、各ブロックで１回総当たりのリーグ戦を行い、１位～４位の順位を決め、各ブロック１位・２位のチーム、３位・４位のチームが対戦し、最終順位を決定しました（大会結果はこちら）。

　2025年シーズンは終了しましたが、昨シーズン（2024年）からスタートしたこの企画はオフシーズンも続いていきます！　日本リーグでプレーする「現役選手」たちが自ら企画し、スタートさせたこの企画、このイベントの目的は、キャッチボールを通じて「コミュニケーション」を深め、ソフトボールを応援してくださる地域や人々と「つながり」を持ち、12チームの選手たちが競い合いながら「一致団結」して目標達成に向けてチャレンジしていこう！　というものです。
　このイベントには、人生で「初めて」ソフトボールを手にした方、長年ソフトボールを楽しみプレーをしている方、誰でも参加OK！　ちょっとでも「キャッチボールをしてみたい！」「ソフトボールをやってみたい！！」と興味を持ってくださった方、一緒にキャッチボールを楽しんじゃいましょう！！！
　オフシーズンも張り切って「チャレンジ10,000人とキャッチボール」の動画を毎週木曜日に公開していきます。このイベントへの参加者も「6,000人」の大台を突破しました。86回目となる今回も２本の動画を公開させていただきます。

　まず１本目は、靜甲（チーム紹介ページはこちら）が、東海学園大学の東美幸監督、増山由梨コーチとキャッチボールを行った動画です。
　東海学園大学は小黒美空選手の出身大学であり、小黒美空選手は「ルーキー」ながら打線の中軸を打ち、レギュラーシーズン13試合にフル出場。打率３割８分９厘（プラチナセクション打撃ランキング２位の好打率！）・本塁打１・打点13（プラチナセクショントップタイの打点）と大活躍！　一塁手として「ベストナイン」にも輝きました。
　その小黒美空選手を指導し、育ててくれた東美幸監督、増山由梨コーチも「日本代表」や「日本代表候補」に名を連ねるほどの「名選手」として名を馳せ、現在は東海学園大学で「次代を担う選手」たちの指導に力を注いでいます。
　「大学」「日本リーグ」とカテゴリーは違いますが、互いがこうした「つながり」を持ち、切磋琢磨し、競い合いながら、ソフトボールのレベルアップ、競技全体の盛り上がりを演出していけるといいですよね。

　今回の動画に登場してくれた小黒美空選手の大活躍もあり、靜甲は２年ぶりの「日本リーグ優勝」を成し遂げました。「順位決定節」で両セクションの１位・２位が集まり、「日本リーグ優勝」をかけて戦うＡブロックのリーグ戦で２勝１敗の２位。「優勝決定戦」に駒を進め、リーグ戦では０－７で完敗を喫したＶＯＮＤＳ市原 Emerald Greenに見事「リベンジ」。「キャプテン」半田由佳選手の先制タイムリー、「主砲」井上葉菜選手のツーランホームラン等で３点を奪い、「エース」小井沼美月投手がＶＯＮＤＳ市原 Emerald Green打線に最後まで得点を許さず完封！　２年ぶり二度目となる「日本リーグ優勝」を勝ち獲りました！
※「順位決定節」靜甲の試合結果・詳報はこちら
　Ａブロック・リーグ戦 第１戦　ＹＫＫ戦　試合レポート
　Ａブロック・リーグ戦 第２戦　大和電機 Blue Lakers戦　試合レポート
　Ａブロック・リーグ戦 第３戦　ＶＯＮＤＳ市原 Emerald Green戦　試合レポート
　Ａブロック・優勝決定戦　試合レポート
　靜甲の「王座奪還」への道のり、戦いの軌跡を振り返ってみてください！

　２本目の動画は、花王コスメ小田原 フェニックス（チーム紹介ページはこちら）が、潰瀧（ツエタキ）さんとキャッチボール行った動画です。
　潰瀧（ツエタキ）さんは、花王の豊橋工場、地区ＳＣ安全環境‐豊橋事業場に勤務されており、愛知県のソフトボールチームで監督をされているそうです。チームの応援にも駆けつけてくれるとのことで、いつも「力」をもらっている存在です。
　ソフトボールは年齢に関係なく、子どもから高齢者まで、それぞれの世代で楽しむことができるスポーツです。オリンピックやワールドカップをめざすトップレベルの競技者もいれば、そういった第一線から退き、また違った形でソフトボールを楽しんでいる皆さん、生涯を通じてソフトボールに携わり、支えてくれている皆さん、次なる世代、子どもたちの将来のために、ソフトボールを指導してくださっている皆さん等、ソフトボールとの関わりは幅広く、いくつもの世代にわたり、それぞれが、それぞれの形でソフトボールを楽しんでいます。また、それができるところ、そんな楽しみ方、携わり方ができるのが、ソフトボールというスポーツの魅力だとも思います。

　２本目の動画に登場してくれた花王コスメ小田原 フェニックスは今シーズン最後まで上位争いを演じたものの、プラチナセクション４位に終わり、「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Ａブロック進出はなりませんでしたが、両セクションの３位・４位のチームにより、「５位～８位」を決定するＢブロックではリーグ戦３戦全勝の１位、「５位決定戦」でも勝利を飾り、Ｂブロック「最上位」となる５位の座を勝ち獲りました。
※「順位決定節」Ｂブロック、花王コスメ小田原 フェニックスの試合結果・詳報はこちら
　Ｂブロック・リーグ戦 第１戦　MORI ALL WAVE KANOYA戦　試合レポート
　Ｂブロック・リーグ戦 第２戦　小泉病院 Blue Arrows戦　試合レポート
　Ｂブロック・リーグ戦 第３戦　平林金属 Peachblossoms戦　試合レポート
　Ｂブロック・５位決定戦　試合レポート
　来シーズンはさらに「上」をめざし、戦ってくれることを期待しましょう！

※動画は各チームの公式ＳＮＳでも公開しています。
　靜甲　公式Ｉｎｓｔａｇｒａｍ　https://www.instagram.com/seikosoftball/
　花王コスメ小田原 フェニックス　公式Ｉｎｓｔａｇｒａｍ　https://www.instagram.com/cosmeodawara
　ＪＳＬの情報満載のＩｎｓｔａｇｒａｍはこちら　https://www.instagram.com/women_softball.jsl/

前回動画（10月30日公開）